藤井眞吾 / ギターDonald Litcher / チェロ



リハーサルでふと見せる、二人の笑顔。

夕方から冷たい雨が降り始め、今夜は一番の寒さかもしれないという中、それでも来て下さった多くのお客様に囲まれ、静かにコンサートが始まりました。
チェロ&ギターの組み合わせはとても珍しく、めったに演奏されることはありません。二つの楽器が殆ど同じ音域を持つ弦楽器であるということ、しかし発音の仕方は異なるということ、この特徴から織り成される独特の響きに、これまで体験したことのないような新鮮な音楽の世界を感じたのでした。
ジャズピアニスト、チック・コリアのピアノ独奏のための曲集「チルドレンズ・ソング」の弾むようなおもしろい曲から、藤井眞吾の書き下ろしの4つの楽章からなる「チェロとギターの為のソナタ」(初演)でクライマックスを迎えるまで、二つの楽器の響きはますます豊かになり、身も心も温まって、お客様は再び雨の中を帰られたのでした。

外は冷たい雨の夜、それだけに一層心に染みるひととき。チェロが身に心良く、深い響き。ギターの新曲のダイナミックなパートが好き。藤井さんの演奏が終わった時の顔が柔らかくくつろいでいました。長身のドナルドさん、また来て下さい。
60歳/女性

チェロとギターというおもしろい組み合わせで新鮮な音楽を聴かせてもらいました。このSTUDIO73には初めて来たのですが、もらったチラシを見るとどうも普通のクラシック音楽の場ではない気がしました。どんどん新しい試みをして頂きたいと思っております。それにしてもリッチャー氏のチェロはうまい!またいつか独奏してほしいと思う。

新聞をみて/男性

間近に演奏に接することができるのは素晴らしいですね。息使いまで感じられる雰囲気は楽しい。

48歳/男性

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