【出演】高瀬佳子/Piano


▲演奏の合間にクララのさまざまなエピソードを話す高瀬さん。

STUDIO73の新しいシリーズが始まりました。
ピアニストの高瀬佳子さんが、国や時代を超えて愛され続けているピアノ曲を、作曲家の人間としての魅力にも触れながら弾くというSTUDIO73ならではの企画。第1回目はシューマンの妻であり、19世紀ドイツ・ロマン派のミューズとして一世を風靡した名ピアニスト、クララ・シューマンが取り上げられました。女性としての、そしてピアニストとしてのすばらしい魅力に、多くの大作曲家たちが彼女に作品を捧げています。
シューマン、ブラームス、メンデルスゾーン、リストたちとクララとのエピソードが曲の間に語られ、より一層作品への親しみが増していきます。
当時、クララが愛したピアノがSTUDIO73のピアノと同じ機種、グロトリアンであったことも添えられました。



ロベルト・シューマン(1810〜1856)
子供の情景 Op.15より「トロイメライ」

クララ・シューマン(1819〜1896)
ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20

クララ16歳の肖像

フェリックス・メンデルスゾーン(1809〜1847)
無言歌集より「春の歌」
「ヴェニスのゴンドラの舟歌」

フランツ・リスト(1811〜1886)
パガニーニ大練習曲より「ラ・カンパネラ」

ヨハネス・ブラームス(1833〜1897)
ワルツ Op.39-15
四つの小品 作品119より第1番、第3番

ロベルト・シューマン
クララ・ヴィークの主題による変奏曲

フレデリック・ショパン(1810?〜1849)
幻想即興曲 Op.66

フランツ・シューベルト(1797〜1828) =フランツ・リスト
水の上にて歌う D774

終演後、寛ぐ高瀬さんと夫で
作曲家の十河陽一さん。二人はまさに
21世紀のクララとシューマン(?)。

私は以前からこういうコンサートを望んでいました。いろいろなエピソードに合わせた演奏は、一段と曲想の理解を深め、とても楽しめました。期待以上のコンサートで、次回も楽しみにしています。
49歳/女性

企画も素敵、演奏もすばらしい。おしゃべりと演奏の両方というのは集中力を持続させるのが本当に大変だろうと思いますが、聴いている私たちはとても楽しみました。

37歳/女性

美しい音色で素晴らしいコンサートでした!飲み物もさわやかで〜。個性的な狭さ(!)が格別というものですね。アンコールのラスト曲、ブラボー!

60歳/女性

当時もこのようなサロン的な雰囲気の中でコンサートが行われていたのでは?その暖かい、親密な空気が感じられてよかったです。お話しがとても分かりやすく楽しめました。多彩で伸びやかな音で、音楽と共に時々せつなくなったり、幸せな気分になったりしました。

34歳/女性

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